深沢中央商店街について

About

 駒沢通りと駒沢公園通りの交差点を中心に東西南北に広がる「深沢中央商店街振興組合」には、現在69 店舗が加盟しています。

 深沢は大正初期、官吏や実業家に向けて分譲された日本最古と言われる宅地開発地です。近年は閑静な土地に大型マンション等も建ち、現在でも高級住宅地という土地柄となっています。吞川には桜のトンネル、閑静な住宅街や呑川緑道といった緑豊かな落ち着いた雰囲気の町並みが特徴です。

 「呑川親水公園」は、平成6 年全国親水公園のコンテストで「10 親水公園」に選ばれ、記念プレートの寄贈をいただきました。

 両岸に桜が配された遊歩道と、7つの橋、さらにカルガモの棲む水辺として近隣住民に親しまれ、世田谷百景のひとつに数えられています。桜の季節になるとこの周辺は散策者が多く訪れます。
 
 深沢は名前のとおり深い沢、吞川が台地を削った深い沢地を中心とした地域です。鎌倉時代に源実朝の家臣土岐左衛門がこの地を与えられ、当地域が呑川上流の深く入り組んだ奥深い沢であるからこの名を付けたと言われています。(諸説あり)
 
 このきれいに整備された様子からはあまり深い沢といったイメージが湧きませんが、かつては水量が豊富で、川幅は1m 程、深いところでは水深が80cm もあったそうです。「呑川」の名前の由来は、たび重なる氾濫で周りの村々を「呑みこんだ川」と言われるところからきているそうです。

 深沢の発展には神社・寺・不動尊の存在が大きく寄与しました。特に駒沢公園競技場での東京オリンピック開催で格段に道路等の環境が整ったことは、名実共に深沢中央商店街振興組合としての今日を築いたといえるでしょう。

 また旧町域を含めると、都立園芸高校、東京都市大学等々力中・高等学校、国立学芸大学附属小・中学校、東深沢中学校、東深沢小学校、等々力小学校、麻生学園深沢幼稚園、区立三島幼稚園と学校、幼稚園が多く、実は学園都市の先駆け的な存在です。大学のキャンパス街でもあり、他にはない要素を持つ商店街となっており、学生たちが賑わう商店街です。
  
 毎年恒例の深沢不動尊内で行われる納涼盆踊り大会( 7月末~8 月初旬の土曜日開催) は、毎年地域の皆さんが楽しみにしている交流の場にと・・・ゲームや模擬店など多種企画をして盛り上がり、懐かしさもある盆踊り大会です。中でも日体大寮生伝統「エッサッサ」の演技も披露され、提灯の明かりの下でのエッサッサも見所の一つです。
 
 散策しているとあま~い香りが漂う洋菓子屋、パン屋、会席料理屋、洋食屋等々・・・魅力的な商店街が深沢を盛り上げています。

logo5深沢中央商店街近くの駒沢公園は、犬の散歩コースとしてもにぎわっています。犬をモチーフにしたロゴを作成し、現在、街灯のフラッグや、クリアファイルなどのオリジナル商品でお披露目しています。